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映画『遺愛』パンフレット

映画『遺愛』パンフレット

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税込み。

INTRODUCTION

父の死を機に母の介護を始めた女性の周囲で、次々に起こる異変。それは、母の抜け殻に入り込んだ“ナニカ”による呪いなのか。
それとも、介護に疲れ追い詰められた女性の心の闇が生んだ虚構なのか……。

『このテープもってないですか?』(2022)、『SIX HACK』(2023)などでタッグを組んだ酒井善三監督&大森時生プロデューサーによる劇場長編映画『遺愛』が描くのは、
愛すべき家族がある日を境に忌まわしい存在へと変わっていく“恐怖“だ。

主人公・藤井佳奈を演じるのは、2025年に異例のロングランヒットを記録した『雪子 a.k.a.』の熱演が話題を呼んだ山下リオ。本作では母の介護に疲れ、何かに取り憑かれたように次第に常軌を逸していく女性の狂気を体現する。

監督は、配信ドラマ『フィクショナル』(2024)の酒井善三。短編映画『カウンセラー』が2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭SKIPシティアワードを受賞(短編映画としては初)し、全国の劇場で公開されるなどカルト的人気を獲得。黒沢清監督も注目する新進気鋭の監督である。

企画プロデュースを務めるのは、テレビ東京の大森時生。『イシナガキクエを探しています』(2024)、『UFO山』(2025)などのフェイクドキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」の制作や、全国の累計動員数30万人以上(2026年2月現在)を動員している「行方不明展」「恐怖心展」といった展覧会イベントを手掛ける人気若手プロデューサーが、初めて劇場映画を手掛ける。

家族への慈愛に満ちた介護が、徐々に不穏さと違和感をまとい、やがて恐怖へと変貌していく――ただ怖ろしいだけではない、“現世に遺(のこ)された愛”の本当の姿とは?
「愛と呪いの物語」が、恐怖そのものを描く“恐怖映画”としてここに生まれる。

STORY

実家で母の介護を続けていた藤井佳奈(山下リオ)が、ある日、妹・杏里(小川あん)のもとを訪ねてくる。佳奈は血色が悪くやつれた様子で、自分たちの母が“もう母ではない、ナニカになってしまった”ことを告げる。

父の死を機に実家に戻り、献身的に母の介護を続けていた佳奈。だが彼女は、話しかけてもほとんど無反応で、食べ物をこぼし、部屋を散らかし、ときに突然噛みついてくる母に対して次第に苛立ちを募らせ、疲弊していく。

そんななか、佳奈の周囲で不幸な出来事が立て続けに起こり、彼女はその原因が母――今はもう母ではない“ナニカ”――による呪いだと考えるようになる。そしてその呪いの次の標的は、一家と懇意の精神科医・熊谷(マキタスポーツ)、さらに次は勇太の番なのだと。

果たして、佳奈が言うように本当に呪いが存在し、家族に危険が迫っているのか。それとも、介護に疲れ心身ともに限界に達した彼女が生み出した偽りの真実なのか。佳奈と共に母の暮らす実家へと向かった杏里は、そこで驚くべき光景を目にする。

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